この記事は「過敏性腸症候群(IBS)」についてのものですが、一つはビジネス系の雑誌で、一つは医療系の雑誌という違いがあるので一概に比較は出来ないのでしょうが、一方は過敏性腸症候群には鍼は効果ない、と書き、一方は効果がある、と書いています!
どちらも、一応参考にしている研究があるようですが、なぜでしょう???
これは鍼灸の特殊性にあります!
この記事のタイトルにもした「脈象整えども病は癒えず」という言葉
結構昔から言われている言葉です
では、脈象とは?
鍼灸の古典的な治療方法は、患者さんの脈を診て体質や症状を鑑別して、その結果(証と言います)に合わせて鍼を打つツボと刺激の仕方を決めて鍼治療を行います!
なので、効果の判断も患者さんの症状よりも「脈」の状態を基準に行います!
これが「脈象が整う」です!
私も鍼灸師の学生の頃や鍼灸師になりたての頃は脈診をして施術方針を決める、という事もしていました!
ただ私は早くから科学的な鍼灸をする先生からも鍼灸を教わっていたので、その先生がよく脈診の事を「脈象整えども病は癒えず」と仰っていました!
そして、、、
私も脈診は止めました(笑)
理由は効果も意味もない、と思ったからです!
正直、ただの思い込み・・・
鍼は効果があります!
でも、やはりそれは科学的でなければなりませんね(^_^;)
人間の脈象なんて、皮膚を摩るだけでも変わります(^_^;)
でもそれは、治療ではないですね(^_^;)
こういう鍼灸の研究でも、脈診や古典的な手法の鍼灸を行うと、なかなか効果が確認出来ないのではないかな!?と思います(^_^;)
脈診なんてベテラン鍼灸師が10人同じ患者さんの脈を診ても、全員違う診断をする、というくらい不正確なものですからね(^_^;)
20年前に鍼灸の学校が一気に増えてから、良い先生が分散してしまって鍼灸の学校のレベルが極端に低くなってしまったな、と思いますが、これからの鍼灸は少しでも患者さんのお役に立てるような、科学的な研究が進めば良いな、と思っています(^_^;)
《自律神経失調症専門、頭蓋骨矯正》
和泉府中オステオパシーセンター
大阪府和泉市府中町3丁目2-3 2号室
JR阪和線「和泉府中」から徒歩5分
泉井上神社前
営業時間10時~21時(当日受付19時まで)
定休日:不定休
ご予約お問い合わせはLINEでお願いします。
お電話はこちらから↓↓↓
*施術中などお電話に出れない事が多々ありますので、その場合はLINEからご連絡お願いします。