慢性炎症

体調不良になる仕組み。ストレスを受ける→交感神経が興奮して脳に炎症を起こす→炎症を抑える為に副腎で抗炎症ホルモン増産→副腎が疲れて抗炎症ホルモンを作れなくなる→脳が慢性的に炎症になる→脳の慢性的な炎症で、セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンが不足する→体調不良になる。

慢性的な体調不良、自律神経失調症(身体症状症)、うつ(気分障害)、パニック症、不安神経症、慢性疲労、慢性疼痛など様々な体調不良の原因が、近年の研究で「脳の慢性炎症」である事が分かってきました👆

脳に慢性的な炎症が起きる機序は

1)何らかのストレスを受ける。
*ストレスは精神的なものに限らず、肉体的な疲労や冷えも入ります。

2)ストレスに対して交感神経が興奮して対抗する。
*交感神経が興奮する時に微量の炎症性サイトカインが産生されて、脳に炎症が起きます。

3)炎症を抑える為に副腎で抗炎症ホルモン「コルチゾール」が増産される。

4)副腎が疲労を起こし、コルチゾールの産生が少なくなる(副腎疲労)。

5)脳内の炎症が慢性化する。

6)脳内で炎症が慢性化するとモノアミン(神経伝達物質)である「セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリン」が減少する。

7)脳内で神経伝達物質が不足する事により、様々な体調不良を惹き起こす。

最新の研究でこれらの事が分かってきていますから、脳内の慢性炎症を抑えれば体調不良も改善する事も分かってきています👆

脳の慢性炎症を抑える方法

炎症を抑えるポイントは

1)副腎の強化

2)ツボの抗炎症作用を使う

3)「三叉神経」と「耳介迷走神経」の調整でモノアミンを増やす

の3つです👆

それぞれ解説していきます。

副腎の強化・・・

副腎は炎症を抑える働きのある「コルチゾール」というホルモンを作っています。このホルモンは別名;抗ストレスホルモンとも呼ばれ、ストレスを受けて起きる炎症を抑えてくれます。体調不良の患者さんでは、ほぼ全員がこのコルチゾールの産生が少なくなる「副腎疲労」を起こしているので、体調改善には副腎の強化が必須です。副腎の強化の方法は、休息を取る、栄養療法(特にマグネシウム、ビタミンBとCの摂取)です。この方法と整体を組み合わせる事で、時間は掛かりますが必ず副腎の機能は改善します。

ツボの抗炎症作用を使う・・・

近年の研究で、東洋医学・鍼灸医学の「ツボ」というものがかなり解明されてきていますが、特にツボの効果は「炎症を抑える」事だという事が分かってきています。ツボに対する刺激は(私は鍼灸師ですが)鍼を刺す、お灸をするだけでなく(お灸は火傷になるので最近はあまり好んではされない様です)、指圧をする、電気刺激をする、でも「炎症を抑える作用」が認められています。和泉府中オステオパシーセンターでは、鍼灸師が正確に「ツボ」の位置を取り、心地好い整体での指圧、また経皮通電療法での刺激で炎症を抑える施術をしています。

「三叉神経」と「耳介迷走神経」の調整でモノアミンを増やす・・・

そして、最近の研究の一番の成果がこの「三叉神経」と「耳介迷走神経」の調整でモノアミンが増える事の発見でしょう!

〇三叉神経の調整→三叉神経の特に第一枝は頭頂部から前頭部に掛けて分布していて、ここに通電療法を行ったり、オステオパシーでは頭蓋骨調整、クラニオセイクラルで矢状縫合の調整や前頭骨の調整で施術を行います。

〇耳介迷走神経の調整→耳介迷走神経は所謂「耳ツボ」です。刺さない鍼による耳ツボ療法や通電療法、オステオパシーでは側頭骨の調整で施術を行います。

以上、これらの方法で、体調不良の原因になる「脳の慢性炎症」は抑える事が出来、その結果、体調不良は改善します👆

◆抗不安薬や抗うつ薬について・・・

体調不良の改善にはある程度、抗不安薬や抗うつ薬を使った方が改善が早い場合も多いですが、薬の服用に抵抗のある方は上記の「三叉神経」と「耳介迷走神経」の調整が、抗不安薬や抗うつ薬と同等の効果がある事が分かっているので、薬を飲まずに体調不良の改善をご希望の方も、ご相談下さい。


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