高血圧、おおよそ50代をすぎるとほとんどの方が血圧が高めと病院で言われているのではないでしょうか?
ではなぜ血圧が上がるのでしょうか?
それは加齢により血管の壁が固くなり血流が悪くなるからです。
血流が悪いから心臓が一所懸命に血を流そうとして血圧が上がります。
だいたい50代以降の方で上が150くらいなら正常と思うべきです。
それを薬で無理矢理下げると、血流障害が起こり様々な病気を引き起こします。
なぜなら、血が流れないから心臓が頑張って血圧をあげて血流を良くしているからです!
その心臓の働きを薬で抑えてしまうと、血流が滞ってしまいます。
逆にこの降圧剤の長期服用が血栓の原因になったり、血流の低下から免疫力が弱まり様々な病気になる可能性があります。
私は、鍼灸の専門学校に通っている時に、医学部の生活習慣病の研究に参加させていただきました。
この時の研究内容が「血圧」です。
200人以上の被験者の血圧の研究を行いました!
この時の研究結果は論文発表もして、その後の基礎研究にもなったものです。
その結果から言えば、血圧は上が180くらいでも不定愁訴を訴えていなければ特にその後の病気に繋がるものではない!といい驚くべき結果でした!
だから、なぜ最近血圧の上限が下げられているのか、疑問に思います!
一度高血圧の診断が下り、降圧剤の服用を始めると長期で飲まなくてはいけません!
しかし、私の研究結果では不定愁訴を訴える高血圧患者さん(めまいや頭痛など)には自律神経の調整で血圧が劇的に下がることが分かっています。
血圧からくも膜下出血や脳梗塞、脳溢血などの病気になる可能性があるのは事実ですので病院の診察も大事ですが、薬を飲む前に一度オステオパシーの自律神経調整を受けていただきたいと思っています。