◆こんな方におすすめ!◆
・妊娠32週くらいまでで逆子でお困りの妊婦さん
逆子の施術は、私の臨床でこの30年間で90%以上の成功率を誇る施術です。
出来ることなら自然分娩で!
皆さんそう思いますよね?
私は一番大事なことは母子共に無事で出産することだと思います。
ですから何が何でも自然分娩というよりは「安全第一」だと思います。
ですので、無事に生まれるなら帝王切開でも危険を冒すよりは良いと思います。
でも、やはり逆子なら元に戻って自然分娩が良いな~と思うのはお母さんの体のことを思うからなんです。
決して帝王切開後の傷跡の心配ではなく(女性ならそれも気になるでしょうが^^;)
やはり自然分娩と帝王切開では、自然分娩の方が産後のお母さんの体の負担は少ないのです。
なぜかというと、産道の問題です。
通常、妊娠期間中は妊娠を維持するように体の中のホルモンバランスがなっています。
そして出産時に産道が開く(というより恥骨が離れるという刺激)によって、体(脳)が出産したことを認識します。
これによって体は元のホルモンの状態に戻すのです。
しかし帝王切開では恥骨が離れるという刺激を伴わない出産になるので、体(脳)が出産したことを認識できないのです!
ですから、母体のホルモンバランスが元に戻るのに自然分娩より時間がかかってしまいます。
なので、できることなら自然分娩が良いと思います。
そこで、もっとも体に優しい逆子を戻す方法として「逆子の施術」があります。
逆子の施術がなぜ効果があるかというと、これはツボの作用というより「自律神経」です。
自律神経の作用により子宮も開いたり縮んだり動かします。
で、逆子のツボの作用は子宮を動かします。
これにより胎児が一番楽な格好にもどるので逆子がもどるのです。
逆子の施術は具体的には全身調整で骨盤隔膜や横隔膜を緩めて子宮を緩んだ状態にして、足の小指の爪の外側にある「至陰」というツボに熱刺激を加えます。
熱いくらいの刺激の方が効果的です。
理由は「副交感神経」です。
子宮を刺激して胎児が動きやすくするためには副交感神経を刺激しなくてはいけません。
勘違いされている方が多いですが、副交感神経反射を引き起こすためには「痛い」「熱い」という強い刺激が必要です!
理由は副交感神経の方が反射速度が早く、主に緊急逃避行動(熱い物を触った時に瞬間的に手を引っ込めるような行動)は副交感神経の線維を通って中脳を介しての反射で起こります。
なので、副交感神経の反射を起こすためには「痛い」「熱い」刺激を副交感神経が分布している「皮膚」に与えなければいけません!(因みに筋肉には交感神経が分布しますから、筋肉を揉む行為は交感神経に刺激を入力します)
これらの理由により「せんねん灸」では効果はありません!
たまにせんねん灸でも逆子は戻る、と書いている記事を見ますが、せんねん灸で逆子が戻った場合は、それは偶然です!
三陰交を使うという本も多々ありますが、最初から三陰交を使うのは私の経験上良くないと分かっていますので、ワンクール目には使いません。
施術は3日連続がワンクールです。
90%以上の方がワンクールで戻っています。
残りはツークール目で戻っています。
3クールしたのは一例だけでしたが、その方は元々逆子の施術が無効な方(双角子宮)で、患者さんもそのことを承知の上で施術させて頂いた例です。
逆子になる方は、圧倒的に冷え症の方が多いので冷え症の施術を同時にするとより効果的です。
◆こんな方は施術できません◆
・妊娠36週以降
(胎児が大きくなっているので、戻りにくいからです。どうしても施術ご希望の場合は医師にご相談の上、お申し込み下さい。)
・臍帯が首に巻き付いている
(1巻き程度ですと施術可能な場合があります。医師にご相談下さい。)
・手足が長くて子宮壁に引っかかっている
(医師にご相談の上、ご検討下さい。)
・前置胎盤
・双角子宮
和泉府中オステオパシーセンターでは初回は整体施術とツボ刺激、二回目と三回目はツボ刺激のみという施術を逆子の基本施術とさせていただいて、
◆施術料金は三回1クール(なるべく3日続けて)をセットで10.000円
で施術させていただいております。
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