自律神経失調症の原因
自律神経についての解説
和泉府中オステオパシーセンターは体の歪みを整えて自律神経を調整することをメインにしている整体院なのですが、 ではまず自律神経ってどんなものなのでしょうか?
まず自律神経失調症の前に基本的な自律神経についてお話します。
自律神経とは脳の視床下部に中枢がある(ということは自律神経を支配しているのは「脳」です!) 体の様々な機能を無意識の内にコントロールしている神経です。
自律神経には、「交感神経」と「副交感神経」の二種類があります!
具体的には、「覚醒」と「睡眠」、呼吸、心臓の拍動、内臓の働き(消化や排便など)、 唾液、涙、毛細血管の拡張と収縮、筋肉の無意識下の緊張、瞳孔の拡張と収縮などに関係します。
これらの機能を無意識下に制御しているのが自律神経です。
自律神経失調症の原因についての解説
上記のような役割を身体の中で果たしている、大事な自律神経
なぜバランスが乱れるのでしょうか?
主に原因は3つです!
それは
冷え 疲労 ストレス
この3つが、自律神経を乱す主な原因です。
日常生活で普通にあることですね!
現代人はこの3つの原因から逃れるのは非常に難しいです。
自分で出来る対策は、「お風呂にゆっくり浸かって身体を温める」「早寝早起きをする」「適度に運動する」くらいですね!
もう一つ大事なことは、自律神経は脳の機能にとても関係があります!
なぜなら自律神経の中枢は脳にあるからです!
なので、和泉府中オステオパシーセンターでは施術の際にかならず「自律神経」と「脳機能」の検査をさせていただくのですが、この脳機能は実は姿勢と大変に関係があります。
姿勢が悪くなると顎を前に突き出すような姿勢になりますね?そのときに首と頭蓋骨の境目の所の隙間が減り、脊椎から頭蓋骨まで流れている「脳脊髄液」の流れが阻害されます。
「脳脊髄液」の流れが阻害されると、頭蓋骨の中に流れなくなった「脳脊髄液」が溜まります!
すると頭蓋骨の中で脳が「脳脊髄液」に圧迫されて、脳が正常な働きができなくなり、脳機能の低下という現象を引き起こします。
これを「脳圧亢進」と言います。
>>「脳圧亢進」についてはこちら
なので、自分で出来る対策が限界に来たら整体で自律神経を整えるのが有効です。
最近の研究で、頸の後ろの筋肉が凝ったりして異常な状態になると自律神経が乱れて様々な疾患(慢性疲労症候群、むち打ち症、めまい、頭痛、うつ状態、パニック症候群、ストレス症候群、自律神経失調症、更年期障害)になることが分かってきています
これを「頚性神経筋症候群」と言います。
>>「頚性神経筋症候群」についてはこちら