関節リウマチは、特に鍼灸をしているとよくご来院される疾患です!
関節リウマチは自己免疫疾患と言う自分の免疫が暴走して自分の身体、主に結合組織を攻撃して炎症・痛みを発症する疾患で、結合組織とはその名の通り組織を結合する組織で、関節などです。
その結合組織が膠(にかわ)状なので、膠原病とも言います!
原因は遺伝性、特にリウマチの遺伝は家族性といい、親子間の遺伝だけでなく親戚関係のなかで遺伝します!
なので、親兄弟にリウマチの患者さんがいなくても、例えば母方の従姉妹にリウマチの人がいてる、などでも遺伝的にリウマチを発症する可能性があります!
リウマチを発症している患者さんは、基本的に交感神経の過緊張状態です!
なので、施術としては交感神経のトーンダウンを行います!
併せて、局所の炎症の緩和を行います!
こちらは痛覚刺激を使った副交感神経反射の治療法です!
これらを組み合わせて施術する事により、リウマチの痛みや強張りは緩和されますが、この時に気を付けないといけないのは、痛みや強張りが緩和されたからといって、施術後に動きすぎると強烈なぶり返しが起きて、関節が強烈に炎症を起こします!
なので、リウマチの患者さんは、施術したら2~3日は絶対に無理せずに安静にする事が大切です!
基本的にリウマチが施術で症状が緩和されても治ることはありませんが、過去に数例、リウマチ発症直後に施術して、そのままリウマチ因子が消えてしまい、医学的にリウマチでなくなった症例もあります(^-^)
なので、リウマチになったらなるべく早く病院の治療と並行して整体や鍼灸の施術を受けて頂ければ、と思います(^-^)