緩和ケアと鍼灸

緩和ケアと鍼灸

昨夜(2024年4月19日の金曜日)は、以前から参加させていただいている「医師と鍼灸師の勉強会」でセミナーを受けました🫡

いつも素晴らしい内容の勉強会ですが、昨夜のテーマは「緩和ケア」

講演者は実際に終末期医療や緩和ケアの臨床に携わっている医師と鍼灸師の方々で、とても良い内容でした😊

私は以前に、とある「自律神経を整えれば病気は何でも治る免疫療法」というトンデモ医学に関わって、私自身は鍼灸師なので「癌患者さん」への免疫療法による治療は直接はしていませんでしたが、一時期癌の患者会からのご紹介で多くの癌患者さんがご来院されて、その癌患者さん達をそのトンデモ医学の医師達に繋げてしまった事をとても後悔しているのですが、その時も末期癌で余命いくばくもない患者さん達へのケアをさせて頂いたので、この緩和ケアのテーマはとても関心がありました

今私が参加している勉強会の医師や鍼灸師の方々は、とても医学的でトンデモ医学とは真逆の方達なので、昨日の緩和ケアのお話しも、「そもそも鍼灸で癌は治らないけど、鍼灸師として、医療人として終末期の患者さんに寄り添える方法がある」という内容で、正直感動しました😢

私は鍼灸院に弟子入りした一年目に、その治療院に肺癌の末期の患者さんがご来院されていました

今から30年以上前で、末期の肺癌に対して何も出来ない時代で、その患者さんも余命1年、死を待つだけの状態でした

その当時の治療院の院長の指示で、その患者さんに温熱療法をしていたのですが、もちろん癌が治ったり進行を止める事は出来ませんが、来院前は歩く事も出来ず、食事も取れずの患者さんが、一時間ほど温熱療法を行うと歩いて帰って、それから1週間くらいは食事も取れる様になりました🙌

結局その患者さんは余命1年を宣告されてから1年半でお亡くなりになりましたが、お亡くなりになるまで割りと体調良く過ごされていました

昨夜の勉強会でも、終末期の患者さんでも緩和ケアを行う事で生活の質(QOL)が良くなり、また余命も伸びる、という報告がありました

緩和ケアの基本はモルヒネなどの薬物による痛みのコントロールになりますが、終末期には温灸もとても効果的だ、と緩和ケアの医師の方が仰っていました

実際、私も末期癌の患者さんで温熱療法が効果的だったのを実感しています

東洋学には興味はないのですが、終末期の患者さんには東洋医学的な考え方も良いのかな、とも思い、昔勉強した東洋医学の古典を引っ張り出したりしました😅

和泉府中オステオパシーセンターはあくまで鍼灸師がオステオパシーという整体を行う整体院なので、施術で温灸はしませんが、そもそも温灸は週に1回整体院で行う様な施術ではなくセルフケアで行うものなので、和泉府中オステオパシーセンターではセルフケアは低周波治療器をお勧めしていますが、セルフケアで温灸をしたい方は、ベテラン鍼灸師が指導させて頂きます🫡

体調不良になる仕組み。ストレスを受ける→交感神経が興奮して脳に炎症を起こす→炎症を抑える為に副腎で抗炎症ホルモン増産→副腎が疲れて抗炎症ホルモンを作れなくなる→脳が慢性的に炎症になる→脳の慢性的な炎症で、セロトニン・ノルアドレナリン・ドーパミンが不足する→体調不良になる。


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