喫煙者の肩凝りと自律神経の関係

喫煙者の肩凝りと自律神経の関係

肩凝りでお越しの患者さんで時々いてる喫煙者の患者さん👆

煙草自体は違法なものではありませんから、もちろん喫煙は個人の自由です👆

ただし、肩凝りの改善に関していうとかなり大きな改善を妨げる因子になります👆

理由は、煙草の中に含まれる「ニコチン」が、かなり強い交感神経刺激剤だから👆

筋肉が凝る原因は、筋肉の疲労物質の問題がもちろんありますが、そもそもは交感神経が興奮して筋肉の過緊張、毛細血管の収縮を引き起こす事です👆

筋肉が過緊張を起こしていると血管が圧迫されて筋肉に溜った疲労物質が流れていかないですからね👆

ここで今までも散々書いていますが、自律神経に対して多い勘違いが副交感神経を刺激すれば筋肉が緩んで血流が良くなる、という事👆

これは間違いです👆

副交感神経を刺激して血流が良くなるのは筋肉に流れる末梢血管ではなく内臓などに行く大動脈です👆

そもそも筋肉の過緊張を緩めるのは交感神経の抑制でしかありません👆

理由は、交感神経と副交感神経は別の神経だから👆

よく自律神経はシーソーの様に支配し合っている、と言いますが、これも間違いです👆

交感神経が興奮している状態で副交感神経を刺激しても、交感神経も副交感神経も興奮するだけです👆

例えば、心臓や瞳孔などの交感神経と副交感神経の二重支配を受けている臓器や器官ではお互いに拮抗支配をしますが、末梢の血管などそれぞれが単独支配している部位ではシーソーの様な働きはしません😨

なので、煙草を吸って交感神経が興奮して肩凝りが起きても、副交感神経を刺激すれば良い、というのは間違いで、副交感神経がいくら元気になっても煙草を吸って交感神経が興奮すれば肩凝りは悪化するし、末梢の血流は悪くなります👆

なので、喫煙の習慣を続けながら肩凝りを改善するのはかなり難しいです😢

喫煙者で肩凝りでお悩みの方の選択肢は二つ、だと思います👆

喫煙を続けたいなら定期的にオステオパシーで交感神経の抑制を行いメンテナンスを続ける👆

もう一つは「禁煙」です(-。-)y-゜゜゜

個人的には20年以上前に禁煙しているので、煙草は身体にとって害でしかないので、なるべくなら禁煙する事をお勧めします(*・ω・)/ハーイ

自律神経についての知識を結構書いていますが、私が鍼灸師の学生だった30年くらい前って今と違って自律神経の勉強するのが大変でした👆

三年生の時に学校からの推薦で医学部の公衆衛生学教室での研究に参加させていただけた時に医学部に出入り自由になり、その時にやっと当時4万円以上した医学部の購買でしか買えない(今と違ってネット書店とかもなかったので)書籍でやっと神経学の勉強が出来た、そんな時代でした(;^_^A

だから、鍼灸師の中では早くから神経学を学ぶことが出来て、その後もギャリック神経学なども学んでいるので、たぶん他の鍼灸師や整体の先生と自律神経や神経学に対する知識量は違うと思いますので、これからも情報発信していきたいと思います(`・ω・´)ゞ


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