最近の新規で来院される患者さんで、和泉府中オステオパシーセンターでは色々検査をしてから施術させて頂きますが、単純な自律神経の乱れだけでなく副腎疲労症候群(アドレナル・ファティーグ)を発症されている方が多いので書かせていただきます<(_ _)>
副腎疲労症候群 ←くわしくはこちらから
副腎疲労症候群とは、腎臓の上にある臓器「副腎」の機能低下によって起こる様々な体調不良の疾患名です
日本でも一時期TVなどで紹介されて話題になりましたが、日本では副腎疲労に対応する医療機関がそもそも少なすぎるので最近はあまり話題にならなくなってきましたが医療先進国アメリカ(色んな意味で、良くも悪くもですが・・・)では副腎疲労は普通に認知されている疾患で、全人口の60%以上が一生の間に一回は罹患する、という統計がありますから、ストレスの多い日本(どこの国でも人間が生きている限りストレス多いです)でも同じくらいの罹患者がいる、と思われ、実際に和泉府中オステオパシーセンターにご来院になられる原因不明の長引く体調不良の患者さんの大部分で副腎疲労がみられます
副腎疲労とは、腎臓の上にあるけど腎臓とは全く働きの異なる、主にホルモン・・・ストレスに抵抗したり血圧を上げたり身体の炎症を抑える働きのある「コルチゾール(コルチコステロイド)」、男女問わずに男性ホルモン・女性ホルモンを産生する臓器です
症状の一番は「強烈な倦怠感」、特に朝がしんどくて起きられない、なのでお子さんで副腎疲労になると「起立性低血圧、起立性調節障害」となり「不登校」の原因にもなります
大人では「慢性疲労症候群」の原因の一つにもなります
そして、その強烈な倦怠感のせいで「うつ病」のような精神症状を発症します
やる気・意欲の喪失です
この場合、SSRIやSNRIなどの抗うつ薬の効かないうつ病、という事になります
また、血圧を上げられないので、血圧を上げるために塩分を欲したり、お酒を欲する事も多く、依存症の原因にもなります
また、男女問わずに各性ホルモンの分泌を行うので、男女ともにやる気に関係するホルモン、男性ホルモン(テストステロン)の低下によるうつ症状や倦怠感に悩まされ、この場合最も分かりやすいのは「性欲の低下」です
副腎疲労の患者さんでは、若いのに性欲の低下を訴える方がとても多く、これも典型的な症状です
また、若年性更年期症状、月経前症候群、生理不順、不妊、ED(勃起不全)など、性ホルモンに関連した様々な症状が現れます
また、副腎疲労の特徴として夜(特に就寝前の11時頃)に元気になる、という症状があり、これはコルチゾールの分泌異常の症状なのですが、夜は元気だから昼間は怠けている、と思われがちで、これも患者さんにとって辛い症状です
副腎疲労症候群の診断は、この記事の下にもある専用の問診票、起立性低血圧の検査、瞳孔の対光反射による検査、唾液中のコルチゾール量を24時間図る唾液検査があり、和泉府中オステオパシーセンターでは唾液検査以外を行い副腎疲労の検査を行います
唾液検査も自費で行えますが、高額な割りに他の検査で充分副腎疲労の検査は出来ますので当院では行っていません(病院でも自費の検査になるので数万円掛かります)
そして肝心な治し方ですが・・・
副腎疲労を治す薬はありません😨
なので、まずはマグネシウム摂取を中心とした栄養療法
そしてリラクゼーションのための整体や鍼灸
ストレス耐性を上げるために認知行動療法
これらの方法で、時間は掛かりますが必ず改善します👍
どんな症状でもそうですが、すぐに改善したい、という気持ちは分かりますが、身体が悪くなるにはそれなりの時間がかかり原因があります
それを改善するためには焦らずにじっくり取り組むことが大事です
肩凝りや腰痛だって、本当に改善しようと思えば時間が掛かります
すぐに症状だけ消したければ鎮痛剤で良いんですけどね
それも良い事ですが、根本的に改善しましょう🐱
副腎疲労(アドレナル・ファティーグ)チェックチャート
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《自律神経失調症専門、頭蓋骨矯正》
和泉府中オステオパシーセンター
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