自律神経失調症を専門にしている、その思いは!?
そもそも私が自律神経を最初に学んだのは鍼灸の学校の1年生の時、生理学の授業でした!
元々、鍼灸師の多い家系に生まれていたので、鍼灸師になる、というのはなんとなく決めて学校に入ったのですが、学校に入ると鍼灸の勉強、医学の勉強が楽しくて仕方なく、当時はまだ何も分かっていないので、そのうち、西洋医学で治せない病気を治せる鍼灸師になりたい、という妄想に憑り依かれていました(笑)
ただ、そんな妄想狂の学生だったので、勉強はめちゃくちゃしました!
当時の睡眠時間3時間(゚д゚lll)
治療院で見習いしながらだったので、寝る間も惜しんで勉強しました!
医学の事なんか何も知らない状態で勉強を始めたので、とにかく勉強しました!
その中で、鍼灸の学校なので当然東洋医学は学ぶ訳ですが、その中に陰陽五行論、という考え方があり、それを学んで最初は素直な鍼灸の学生だからそのまま信じ込んでいたのですが、やはりそれは古代の考え方であって、現代の医学には合わないな、と思い始めたところで、大好きな生理学の授業で自律神経を学び、これだ~、と思いました!
ただ、当時は今と違って情報が少なく、鍼灸師の学校で学べる自律神経の事は限られているのでモヤモヤしてました(^_^;)
その後、医大の公衆衛生学教室で研究する機会に恵まれて、医大の図書館や購買に自由に出入りできるようになり、そこで医学の自律神経の勉強が出来ました!
そうやって学んだ内容を、鍼灸師として勤務した担当性の鍼灸院で、自分の受け持ちの患者さんの症状に当てはめながら施術すると、とても効果があり、特にパーキンソン病など難病の治療で高い効果が発揮できました(^-^)
その後、独立して、最初はスポーツ障害の患者さんを主に診ていたのですが、そこに糖尿病でうつを発症した患者さんの施術をする機会に恵まれました!
結果は、自律神経の調整により糖尿病もうつも劇的に改善したのですが、この時にやはり自律神経が人体の鍵だな、と改めて思い知らされました!
その時の患者さんがとても喜んでくれた、それが今も続く自律神経失調症専門になる切っ掛けです!
その後、自律神経を整えて病気を治す医師のグループと出会い、そのグループと繋がりを持ちながら、リウマチ、アトピー性皮膚炎などのアレルギー疾患、パーキンソン病、そしてがん治療をしていました
そのグループが有名なグループだったので、遠くは青森から飛行機で来院される患者さんが現れるまでになりました
ただ、そのグループは医師のグループですが、論文を出さずに一般書ばかり出す、薬は全否定する、など不信感も募りました
そして、結局そのグループの治療では苦しむだけの患者さんが多くいる事に気づいて、それ以降、鍼灸師に出来る自律神経失調症の施術をさせていただく事にしました
世の中の役に立ちたくて施術してるのに、そのせいで苦しむ患者さんがいるのは堪えられませんから(^_^;)
そのような紆余曲折を経て、それまでは自律神経の調節で様々な疾患の施術をする、という方針でしたが、10年前に完全に自律神経失調症専門の治療院になりました!
最近は自律神経失調症専門の治療院が増えていますが、少し???という話しもよく聞きますから、私は30年の施術人生のほとんどを自律神経の調整でやってきているので、このまましっかりやっていきたい、と思っています(^-^)