今日も業界の闇の部分のお話ですm(_ _)m
前回のブログでは洗脳的な心理テクニックの話しや、医師の独断での診断のお話しを書きましたが、今日は古い東洋医学の本に載っているリウマチが鍼灸で治った、というお話し!
一般の方は専門的な東洋医学の本を読むことなどないでしょうからピンと来ないと思いますがΣ(゚д゚lll)
ピンと来ない、という言葉にトラウマがありますが(笑)
私が学生の頃に好んで読んでいた戦前くらいまでの東洋医学の本、例えば東洋医学の名著「鍼灸治療基礎学」などの本にリウマチの症例がよく書かれています!
鍼灸治療基礎学はまた読みたいと思っている素晴らしい本ですが、この時代の病名の問題ですね!
まだ今のように病理学が発達していない時代の病名は、あまりあてになりませんΣ(゚д゚lll)
和泉府中オステオパシーセンターで重要視しているのは「解剖学」「生理学」「病理学」です!
特に私は「生理学」「病理学」が得意です!
病理学が分かっていないと、絶対に疾患の治療は出来ません!
例えば「肩こり」にでも「病理学」というのは必要です!
鍼灸師には診断権がありませんが、病理学を理解して、疾患の内容を把握しないとダメですね!
で、明治時代~昭和初期くらいまでの東洋医学書に度々出てくる「リウマチ」
これは、現在の「慢性リウマチ」や「関節リウマチ」という疾患ではなく、「急性リウマチ(リウマチ熱)」の事です!
急性リウマチは通常、1~2年で治癒します!
この問題は、現在でも難病治療の現場でやはり問題になるのかな!?と思います!
今朝、たまたまSNSで難病専門の施術院(医師でも病院でもありません)で、現在の医学でも治らない難病を治した、という記事を読んだのですが、その疾患は絶対に自然には治らない遺伝子の問題の難病です!
その方は、元々全く医療関係者ではなかったのですが、その事をSNSで発信する内に多くの人から相談されて、今は難病専門のカウンセリング?のような事をされていますが、現代の医学をもってしても治らない疾患が、個人でネットなどで調べて治るものなのか!?
難しいですね
それを商売にしてしまうのも、問題です!
この方の食事療法などで治った、と言っている疾患は診断が誤診だった可能性が高いです!
医師も人間ですから誤診は普通にあります!
だからセカンドオピニオンが大事なのですが
この方のように難病が治った、というのを商売にする人が、特にSNSが発達した現在、とても多いですが、すごい疑問を感じています!
なので、昔はリウマチを治した、って言っても、そのリウマチがそもそも治る急性リウマチであったり、前回のブログで書いたように血液検査以外なにも検査していないのに末期ガンだ、と診断してしまっていたり、ということが多いんですよ、ということを書きたかったので、二日に渡って書きました!
私が東洋医学に興味のない理由は、現代の医学がとても優れているから、です!
自己流の健康法を商売にするのも良いですけど、難病や命に関わる病気が治ります、って宣伝するのはね~
《自律神経失調症専門、頭蓋骨矯正》
和泉府中オステオパシーセンター
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