薬の話し

薬の話

今までにも書いていますが、自律神経失調症、パニック障害を施術させていただく際にとても重要な話しなので、薬についてまた書きます❕

自律神経失調症やパニック障害になって病院に行くと、抗不安薬(ベンゾジアゼピン系の薬など)や抗うつ薬(SSRIやSNRIなど)を処方されます❕

ここで患者さんはそもそも薬を飲んで良いのか???と悩みます❕

理由はネット上にこれらの薬の怖い話しがたくさん書いてるから😨

で、結論を言うと、症状が辛い時は薬は飲んだ方が良いです❕

もちろん、副作用はあります😨

でも、効果のある薬には必ず副作用があります❕

どちらを取るか❓です❕

症状がキツイ時に薬を我慢しても辛いだけです❕

もちろん、定められた用法用量で飲んでください❕

薬で後々苦労する患者さんの多くが、この定められた用法用量を守っていない事が多いです❕

そして、もう一つのお悩みがずっと飲まないとダメなんじゃないか❓とか、やめる事が出来ないんじゃないか❓です❕

これが、私が自律神経失調症、パニック障害の施術で最も苦労している部分です❕

そもそも自律神経失調症やパニック障害の症状が良くならなければ薬を飲まなければいけませんが、整体や鍼灸で身体の状態が良くなっても、今度は薬の副作用で体調が悪くなる、という事態が起こります😨

本末転倒ですよね❕❓

だから薬はダメだ~、ってなってしまうと、そもそもの一番症状のキツイ時期を乗り切るのがとても困難になります❕

だから、症状がキツイ時は薬で症状を抑えれば良いんです❕

そしてその間に整体や鍼灸で身体を整えて根本的な改善をすれば良いです❕

ただ、薬の使い方を誤ると完全に依存症になってしまいますので、だから正しい知識が大事です❕

その正しい知識とは

TO  BE CONTINUE

Σ(゚д゚lll)ガーン

冗談です😨

まずは先ほど書いたように定められた用法用量を守って飲むこと❕

で、副作用がきつかったり、特に依存症を起こして薬をやめるのが困難になる原因は、薬の成分の血中濃度のアップダウンです❕

なので、まず薬を飲むときは調子が悪いからドバっと飲んで、調子が良い時は飲まない、というのは絶対にダメです❕

調子が良くても悪くても、お医者さんの指示通りに飲んでください❕

そして薬を止めるとき❕

絶対にしてはいけないのは急にやめる事❕

これはとても危険です❕

命に係わる事もあります❕

だから急に飲むのやめたり、勝手に飲む回数減らしたりするのは危険なので絶対にしてはいけません❕

正しい止め方は、回数は変えずに一回の飲む量を少しずつ、少しずつ減らしていきます❕

この時も絶対に慌てて減らしてはダメです❕

せっかく体調が改善しても、この薬の止め方を失敗して急激に悪化した患者さんがたくさん居てます❕

皆さん、早く薬をやめたいから、ダメだ、と言っても勝手に減らしてしまうんです😨

なので、薬を止めるのは年単位でゆっくりやめる事が大事です❕

こういう正しい知識を持てば、薬は決して怖くないです❕

薬の害、よりも薬を使わない害の方がはるかに大きい、という事を知って欲しいです❕

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《自律神経失調症専門、頭蓋骨矯正》
和泉府中オステオパシーセンター

大阪府和泉市府中町3丁目2-3 2号室
JR阪和線「和泉府中」から徒歩5分
泉井上神社前
営業時間10時~21時(当日受付19時まで)
定休日:不定休

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リーキーガット症候群

リーキーガット症候群

 

リーキーガット症候群、数年前からアレルギーやうつ、がんの原因にもなる、と言われ始めた症候群です!

リーキーガット症候群は何らかの理由、、、ストレスや食べ物、感染などの理由により腸の粘膜に炎症が起こり、粘膜が網状になって腸内の液が漏れる状態を言います!

リーキーガット症候群はアレルギー疾患で特に言われる事が多いですが、その他にも様々な疾患の原因になる状態です!

◆リーキーガット症候群の主な症状◆

腹痛、下痢、便秘、お腹のはり、消化不良、原因不明の熱、筋肉痛、関節痛、胸やけ、息切れ、吐き気、抜け毛、不眠症、記憶力低下、集中力低下、不安感、疲労感、口臭、神経過敏、食欲不振、ニキビ、じんましん、喘息、アトピー性皮膚炎、クローン病、過敏性腸症候群など、、、

この他に、がんの原因になる、という説もありますが、上記の症状を見ると自律神経失調症と似ている部分が多いですね!

腸は、「腸脳相関」と言って、脳を密接な関係があり、「第二の脳」とも言われて脳機能にとても重要な役割を果たし、不足するとうつの原因となるセロトニンを産生する臓器でもあります!

和泉府中オステオパシーセンターで診る自律神経失調症にも、自律神経のバランスが乱れた原因があるはずで、その原因の一つになっている、と考えられます!

東洋医学では、身体の施術をする際にどんな疾患でも必ずお腹(特に小腸)を整える、という治療法があり、これを太極治療、と言います!

私が鍼灸師になったばかりの頃に行っていた施術は太極治療だったのですが、オステオパシーでも内臓マニュピレーションと言って、内臓を調整する施術方法があります!

また、当院では「分子整合栄養医学」を元にした栄養指導、栄養療法も行っています!

このリーキーガット症候群自体は最近存在が分かっただけで、実はかなり昔から人間の体調不良に関わっていたのだと思いますが、だから数千年の歴史のある東洋医学でも先ずは小腸を整えたり、100年以上行われているオステオパシーでも内臓マニュピレーションでお腹を整えたりする事が重要視されると思うのですが、特に自律神経失調症の場合は、このリーキーガット症候群は重要な要素ですね!

長引く体調不良には栄養素の過不足が必ず関係しているのですが、食事をちゃんとしていても症状が続く方がいます!

原因をストレスで片付けられ勝ちですが、リーキーガット症候群の原因の一つにストレスがあるので、ストレスだから、ではなく、ストレスから腸が弱って、腸脳相関により自律神経失調症になっている、と考えると改善の道筋が見えやすいですね(^-^)

私は問診をとても大事にしているのですが、問診の目的の一つが栄養素の不足を知る、リーキーガット症候群の可能性を診ています(^-^)

施術中も、昔とある患者さんにずっと喋ってるからせっかくリラックスして気持ち良いのに寝られへん(`・ω・´)とクレームいただいた事があるくらい喋りますが、世間話もしてますけど、実は患者さんの状態を探っています(^-^)

でも、眠い時は寝てくださいね(^-^)

仲良い患者さんだったのですが、そのクレーム以来か、患者さんが眠さそうだったら黙る事にしてますから(^_^;)

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子宮頸がんの前がん病変の症例

子宮頚がんの前がん病変

鍼灸師として過去にがん患者さんを多数施術してきました!

基本的には、生活の質を上げるための緩和ケアとして施術していました!

しかし、一時期は免疫力を上げればがんは治る、という考えの医師の元、がん患者さんを鍼灸で治す事に奔走した事もありますが、残念ながらがんは鍼灸よりも西洋医学の方が絶対に良いです!

今は本当に良い治療があるので、体調不良はまずは病院です!

で、今回の患者さんの症例ですが、がん、ではなく、がんになる前の段階、前がん病変です!

子宮頸がんの場合は、がんになる前に子宮頸部の異形成という状態があります!

この段階で検診などで発見された場合、相当異形成が進んでいなければ、とりあえず経過観察となります!

3ヶ月に一度の検診、半年に一度、一年に一度など、その患者さんの異形成の進み具合で定期的な検診をして観察します!

子宮頸がんはHPV(ヒトパピローマウイルス)というウイルス感染が原因なのですが、このHPVは普通に生活していれば女性は人生に一度は感染する可能性がある、というくらい、ありふれたウイルスです!

ウイルスなので、予防接種があるのですね!

予防接種の副作用が問題になって、一時期任意接種になっていましたが

HPVは感染リスクも高く、感染する女性はとても多いのですが、自然に排出される事もあり、HPVに感染すると必ず子宮頸がんになるわけではありません!

ですが、子宮頸がんになって骨盤などに転移すると生命に関わる疾患なので、軽く考えることは出来ません!

20代半ばの女性患者さん、当初は強い倦怠感や気分の抑鬱状態の症状で通院されていました!

自律神経失調症の方は、病院での処方薬もうまく使いながら順調に改善されたのですが、その過程で生理痛の相談があり、子宮頸部の異形成の話しになりました!

それまでは整体だけの施術をしていたのですが、ご結婚も控えていて妊娠も希望されているから子宮頸部の異形成も良くなれば、、、というお話しで鍼灸治療を併せて施術させていただきました!

特に婦人科疾患に良い、とされる「三陰交」と「血海」というツボを中心に施術を行いました!

その施術を月に1~2回、半年ほど続けていて、施術を始めて初めての検診で異形成がなくなっていました!

その半年後の検診でも異形成なし、そして次の検診後は1年後で良いと。

その後、ご結婚されたのですが、すぐに自然妊娠もできて、とても嬉しかった患者さんの症例です(^-^)

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自律神経失調症の原因と治し方

自律神経失調症の原因と治し方

自律神経失調症は、当院で最も多い「パニック障害」以外にも様々な症状を発症させます!

長引く体調不良で、どうしたら良いか分からない、みたいな書き込みをSNSでよく見ます(^_^;)

そして、そこに便乗するような様々な・。、・。、・。、

10年以上自律神経失調症を専門に見てきた鍼灸師の自律神経失調症の原因と治し方がこれです!

と言っても、実際はこんなに単純ではありません(というか、原因が色々複雑です)けども、自律神経失調症の根幹はこれです!

大きな原因の一つが脳機能の低下なので、発達障害の人は自律神経失調症になりやすい、実際、自律神経が関係する天候病は発達障害の人がなりやすい、と最近ニュースになっていましたし、そもそも前頭葉の機能が弱いので、やはり発達障害の方は自律神経失調症になりやすいでしょうし、ベンゾジアゼピン系の薬依存などにもなりやすいでしょう!

そういった元々の個人差などもありますが、それでも基本はこれ!

自律神経失調症で、どこに行ったら良いか分からない、という方はまずはちゃんとした病院へ行きましょう!

あまり薬をたくさん出す病院は困りものですが、それでもあまりにも症状が強い時はベンゾジアゼピン系を含む薬の力もうまく使いましょう!

そうやって本当に辛い急性期を乗り切りながら、根本的な首や体のコリ、姿勢の悪化の矯正、などを行いながら生活習慣、特に栄養面を変えていき、自律神経失調症を治していってください(^-^)

クチコミに振り回されている方が多いような気がしますが、ちゃんと施術してる所はどこでもちゃんとやってくれますから、あまりクチコミは気にせずに、ホームページにどんな事するか書いてあれば、それを見て決めるのが良い、と思います(^-^)

私が今通っている歯医者さん(メンテナンスです)、クチコミにすごい悪口書かれてますけど、私が今まで通った歯医者さんの中で一番良いです(大阪市内の超有名な歯医者に通った事もあります、そこはそこで良かったけど、先生が怖すぎましたwww)

良い所に行きたい、という気持ちは当然分かりますが、正直行ってみないと分かりませんし

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発達障害

発達障害は脳の機能障害です!主に前頭葉の障害です。自律神経の中枢は視床下部です!少し場所が違います!

自律神経失調症を専門にしていると、避けて通れないのがその他の精神疾患の患者さんと、ベンゾジアゼピン系を始めとした薬の依存症ですが、もう一つ避けて通れないのが「発達障害」

発達障害とは・・・広汎性発達障害(こうはんせいはったつしょうがい)、学習障害、注意欠陥多動性障害など、脳機能の発達に関係する障害です。

そして主に脳の前頭葉の機能障害です!

前頭葉の作用・・・大脳半球の約1/3程度の広範な領域を占めていて、(1)運動の遂行に関与する領域、(2)まわりのあらゆる情報から推理、思考し適切な行動を起こすことに関与する領域、(3)思いを言葉にする領域、(4)眼球運動を調整する領域、などに分けられます。また、前頭前野は判断力・情動抑制・創造性・理性など人間らしく豊かに生きていくための中枢部分です。特に前頭葉は現代人としての理性に重要な役割を果たしています。

和泉府中オステオパシーセンターで脳機能の検査に眼球運動の検査を行う理由の一つが前頭葉が眼球運動を調整しているから、です!

当院の患者さんで最も多いのがパニック障害なのですが、パニック障害の症状の一つに「音に敏感になる」というのがあるのですが、発達障害の症状にも「音に過敏」というのがあります!

そして、発達障害の前頭葉の機能障害は理性的に考える能力が不足しますから、パニック障害を発症しやすいです!

なので、パニック障害の施術をしていると発達障害からパニック障害になっている患者さんもたくさん来院されます!

で、発達障害の前頭葉の機能不全は治りません!

頭蓋骨矯正によって脳内の血流が改善し前頭葉の働きが多少は良くなるかも知れませんが、エビデンスは全くありません^^;

ここで重要なのは、当院ではパニック障害の症例をたくさん診させていただいていますが、そのパニック障害が視床下部を中枢とする自律神経失調症で起きているパニック障害なのか、発達障害で前頭葉がうまく働かないからパニック障害になっているのか?です!

ここはとても重要で、自律神経失調症からパニック障害になっている場合は、正しく施術すれば必ず改善します!

ですが、発達障害が原因の場合は、改善はしますが、その程度は自律神経失調症が原因の場合よりも程度は低くなります!

発達障害の方は人とのコミュニケーションが苦手で生きにくさを感じている場合が多いですから、そのせいでうつを発症している事も多いです!

そして、発達障害の方のために重要なのは、「本人が発達障害だと自覚する事」です!

なぜ自分は生きにくさを感じるのか?

これを理解するだけでも、随分と発達障害の人はしんどさが軽減されます!

自律神経失調症を診ていると、結構な割合で発達障害の患者さんを診る事になるので、こういった症状を理解する、というのが施術者にとって大事な事ですね^^

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自律神経失調症、パニック障害との戦い

自律神経失調症専門、私がこう専門性を掲げたのが今から10年前!

実際に自律神経の施術を始めたのは更にその10年くらい前ですが、自律神経失調症専門と謳ったのは10年前です^^

それまでも自律神経の調整をする治療院はありましたが、自律神経失調症を専門にしていた整体院は当時、日本で数軒でした!

なので、すごい症例をかなり経験させていただきました!

ここ数年で自律神経失調症を専門にした先生方はある程度自律神経失調症というものが浸透してから始められてるから、ホントの自律神経失調症の患者さんが来院されているでしょうけど、私が始めた頃は自律神経失調症のイメージが精神疾患的な疾患のイメージだったので、結構強烈な精神疾患の患者さんもたくさん診させていただきました(^^;

私は西洋医学的な考え方なので、基本診断は西洋医学的です!

そして、鍼灸師には診断権はありませんから、疾患の診断は医師にお願いしています!

なので、ここで書く診断名は医師の診断によるものです!

自律神経失調症の専門になって最初の頃に大変だったのが、境界型パーソナリティ障害(ボーダー)の患者さん!

最初の頃は結構多かったです!

因みになぜ境界型パーソナリティ障害(ボーダー)というか、と言うと、精神疾患と性格の問題の境界型だから、です!

最初の境界型パーソナリティ障害(ボーダー)の患者さんはパニック障害の症状でご来院されました!

原因不明の不整脈による入院と退院を繰り返されている方で、線維筋痛症のような全身の痛みを併発されていました!

ただ、少し違和感があったんですよね^^;

個人情報的に詳しい事は書けませんが、その方の話しの辻褄が合わないんですよ^^;

で、お世話になったいるカウンセラーの先生に相談したら、境界型パーソナリティ障害(ボーダー)の疑いを言われて、その専門の医師に診察をお願いしたところ、診断は難しいけども境界型パーソナリティ障害(ボーダー)だろう、と^^;

で、その医師曰く、整体だけで改善するのは難しいと思いますよ!とのご意見!

結局その患者さんは治療を途中で中止とさせていただきました。

その他にも結構な数の境界型パーソナリティ障害(ボーダー)の患者さんが自律神経失調症の症状を発症してご来院されましたが、実は境界型パーソナリティ障害(ボーダー)という疾患は思春期に発症して、大抵は成人すると治るのです!

ですが、成人後も境界型パーソナリティ障害(ボーダー)の症状を維持してしまう人の中には発達障害を持っている事が多く、施術は大変です^^;

そして、その他の精神疾患として、詐病の患者さんがいてました!

詐病とは文字通り「嘘をつく病気」です^^;

詐病の患者さんはこの10年で一人だけでしたが、この患者さんはとても頭が良くて自律神経失調症の症状を知り尽くしているんです^^;

だから最初は自律神経失調症だと思って治療していたのですが、治療を続けるうちにやはり境界型パーソナリティ障害(ボーダー)の患者さんと同じで違和感があるんですよ^^;

で、この患者さんも精神疾患専門の医師に診察を依頼して、結果が詐病の診断でした!

この患者さんの時は医師から絶対に治療を継続してはいけない、とアドバイスをもらいすぐに治療を中止させて貰いました^^;

この理由などはここでは書きませんが、境界型パーソナリティ障害(ボーダー)や詐病などの精神疾患を診る、ということはとても大変な事です!

他にも統合失調症や双極性障害(躁うつ病)、単極性障害(うつ病)の患者さんも結構診させて頂きましたが、基本的に精神疾患は鍼灸師や整体師が診るべきではないです!

精神科の医師でも長く精神疾患の患者さんを診察していると、医師自身が精神疾患になる事があるくらい危険な事です!

で、精神疾患の中でも統合失調症や双極性障害(躁うつ病)は時に命に関わるくらい危険な疾患ですし、病院での治療が効果の出る疾患でもあるので、必ず医師の診察を仰ぎ、可能なら補助的に施術する、というのが良いですが単極性障害(うつ病)は少し違います!

そもそもうつ病というのは全て双極性障害(躁うつ病)であって単極性障害(うつ病)は未だ双極性障害(躁うつ病)の躁の症状が出ていないだけだ、という説もあります!

ただこれも難しいところで、そもそもうつ病自体に色々な病態があります!

医学的にうつ病というのは脳内でセロトニンという物質が不足している疾患だ、と言われていますが、実は全てのうつ病がセロトニンの不足が原因ではなく、副腎疲労という疾患でコルチゾールという副腎で作られるホルモンの不足によってもうつ病は発症します!

そしてこの副腎疲労が原因のうつ病は一般的に病院で処方される抗うつ薬(最近ならSSRIやSNRI)が全く効果がありません!

副腎疲労は別名:マグネシウム欠乏症ともいい、マグネシウムの欠乏で発症します!

だからと言ってマグネシウムを摂取したら治るか?というとそうでもないので、これも治療が難しいのですが、こういう病態を考えるとやはり単極性障害(うつ病)は存在します!

そして自律神経失調症を早い時期から専門として施術していたので、こういった単極性障害(うつ病)の患者さんもたくさん診させていただきました!

どうしても自律神経失調症の気分が落ち込む症状はうつと関係があるので!

そして長々と書いてきましたが、私がこの10年で一番戦ってきたのが、自律神経失調症の不安感、うつ症状で処方される抗不安薬(デパスやメイラックスなど)や抗うつ薬(パキシルやサインバルタなど)といった薬の依存症状です!

勘違いして欲しくないのは、本当に調子の悪い時期はこういった薬を使うことは全く悪い事ではない!ということです!

ただ、デパスのような短時間作用型の薬、パキシルやサインバルタなどのホルモン系に直接作用する薬は依存性が高いです!

特にサインバルタは服用すると9割で副作用や依存が現れる、といいますから、やはりよく効く薬はそれだけ副作用もキツい、ということです!

この薬の依存、というのは強烈です!

覚せい剤などの違法薬物で依存ややめる時の強烈な禁断症状を想像できるかも知れませんが、実は抗不安薬や抗うつ薬の依存や禁断症状も同じくらい強烈です!

ですが、自律神経失調症を本気で診る場合、こういった薬の依存や禁断症状の問題は絶対に避けて通れません!

私は早くから自律神経失調症専門でやっていたおかげで、多くの抗不安薬や抗うつ薬の依存症に苦しむ患者さんを診る機会があったので、今では時間はかかりますが薬の依存症の患者さんへの治療方法も得意になっています!

キャリア30年にもなると、若い先生の応援もしなくてはいけないようになってきていますが、自律神経失調症の施術をする先生は、この薬の依存症との戦いは覚悟を持って施術していただきたいな、と思います!

本当に大変です!

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自律神経失調症やパニック発作の原因と栄養療法など

自律神経失調症やパニック発作になる人の体の中で起きていいる事は?原因はあなたの心ではありませんよ^^

 

自律神経の施術を始めて20年以上、自律神経失調症の患者さんだけでも数千人の施術をさせていただきましたが、そもそも自律神経失調症というのは心の病ではなく体の病です!

その症状の一つとして精神的な落ち込みが出ます!

だから自律神経失調症とうつを混同する人が多いですが、全くの別物です!

体の機能を司る自律神経の働きが悪くなっているのが自律神経失調症!

うつは脳内のセロトニンという物質の産生、というか循環が悪くなっている病気です!

ただ、うつ病の場合は、単極性障害と双極性障害、という病態があり(近年はうつ病は全て双極性障害で、単極性障害は双極の症状が現れる前の病態と考えられる事もあるようです)、またうつ病のような症状を起こすホルモンとしてコルチゾールなどもありますから、一概にうつ病は脳内でセロトニンが少なくなっている病気、とは言えません!

また、うつ病に使われるSSRI(選択的セロトニン再取り込み阻害薬)は、依存性や副作用も強い薬ですが、うつの原因がセロトニンではなくコルチゾールの場合は効果がありません。

で、自律神経失調症ですが、こちらは体の様々な機能を支配する神経、自律神経の働きが悪くなっている病気です!

なので、様々な症状があります!

和泉府中オステオパシーセンターで今までの施術症例が最も多く、また得意にしているのがパニック発作!

パニック発作を起こす人は例外なく横隔膜がガチガチになっています!

頭痛、めまいの症状の方も多いですね!

頭痛、めまいは他の病気が隠れている可能性も多いので要注意です!

自律神経失調症が原因の頭痛やめまいは首から頭に掛けての施術でかなり改善します!

このように自律神経失調症は体の症状の出る病気で、病院では「身体症状症」という病名が付くことも多いです!

病院での治療が効果をあげにくい疾患です!

なので、気持ちの問題にすり替えられたりする事が多いですが、実は違います!

頚性神経筋症候群という考え方(これは一人の医師が提唱しているだけなので病名、というよりも考え方です!)もありますが、実際に自律神経失調症の患者さんを診ていると、首から横隔膜までの凝りが非常に強い患者さんばかりです!

そしてもひとつが栄養の偏り!

パニック発作でなかなか改善しない患者さんに栄養療法を指導すると驚く程よく改善します^^

自律神経失調症のひとつで「起立性調節障害」という、子供さんが朝起きて学校に行けなくなる疾患があるのですが、これも典型的な自律神経失調症の症状なのですが、この場合、栄養療法でほぼ間違いなく改善します!

というか、原因が栄養素の事が多いです!

ただこれも好き嫌いの多い子供がなる、と簡単に片付けることは出来ないです!

私が自律神経失調症の患者さんを施術していてよく遭遇するのが、自律神経失調症になるのは自分のせい、みたいに言われて傷ついている患者さん!

でも実は栄養の偏りを起こすのは好き嫌いだけでなるわけではありません!

例えば腸の状態!

食生活の西洋化によって>>リーキーガット症候群 という状態になっている人が最近多いです!

で、このリーキーガット症候群になると、食べた物の吸収がとても悪くなります!

自律神経失調症は、こういった体の状態にストレスや疲労が重なって発症する疾患です!

ちなみに自律神経失調症で悪者になるのは交感神経が多いですが、副交感神経が悪さする症状もあります!

例えばアレルギー!

アトピーなんかそうですね!

そして、交感神経が悪さしてる時に副交感神経を刺激してもあまり意味がありません!

交感神経と副交感神経はシーソーのように拮抗支配している、と言われますが、実は別々の神経経路なので、特に交感神経が悪さしている時に副交感神経を刺激してもあまり意味がないです!

交感神経が悪さしてる時は交感神経の働きを抑える!

でも、副交感神経が悪さしてる時は交感神経の刺激で効果出る事が多いですね^^

これは交感神経の中枢の方が上位だからかも知れませんね^^

なので、自律神経失調症になるのはあなたのせいではありません!

これは体の病気です!

気の持ちようだけでは治りません!

だから、自分を責めずに施術を受けてくださいね^^

栄養指導もしてくれる整体院、鍼灸院ならどこでも改善するので、お近くでお探しください^^

原因は、首肩の凝り、栄養の偏り、この2つが主要な原因です!体がこの状態になっている時にストレスや疲労が加わって発症します!自分の心のせいで発症する訳ではありません!栄養療法と施術で改善しますから安心してください^^

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自律神経失調症の症例①

自律神経失調症の症例①

今までは自律神経失調症の症状の一つとしてパニック発作を取り上げてきましたが、今回の患者さんはパニック、というよりも自律神経失調症です

40代男性

会社員

この患者さんは誰もが知ってる大企業の方で、東京から転勤で大阪に来られた方でした

東京に居ている頃から倦怠感、不安感、動悸、などの自律神経失調症の症状があったそうなのですが、大阪に転勤して来られて、大阪での激務で体調が悪化して来院されました

私よりも少し年上の方でしたが、見た目が爽やかで若々しい、とても好印象の方でした

体の症状としてはなんせ肩凝りが酷かったので、肩から横隔膜を緩める事を主とした施術をさせていただきました

とてもキッチリした性格の方だったので、週に1回は水泳したり、色々健康のためにされていて、施術もキッチリ来ていただけました

3回の施術で、強い症状は改善しましたが、その後も定期的に2年程来院してくれたいました

2年程通っていただいた時点で転勤で東京に戻られる事になったのですが、定期的に大阪に出張に来られるので、大阪に来る度にご来院いただいていました

キチっとしている人は、その性格のせいでしんどくもなりやすいですが、治療もキチっとするので、治るのも早いな、という症例でした^^

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